top of page
  • shikiko7

「ミシュランガイド台北2020」の発表延期を受け、ミシュランマンフィギュアを限定発売

▲【上段】「ミシュランガイド台北2019」とセットになるビバンダムフィギュア。8種類のフィギュアのどれが手に入るかは、届いてからのお楽しみ。【下段左より】エンジニア、騎士、ミシュランガイドがモチーフ。

2018年の春に台湾に上陸した「ミシュランガイド」は、新型コロナウイルスの防疫を優先し、2020年に迎える第3回の発表時期を調整することとした。そこでミシュランガイドを待ちわびている読者のために、5月9日より指定のネット書店やオンラインショップで「ミシュランガイド台北2019+ビバンダムフィギュア」を数量限定で販売する。


これは2019年版のミシュランガイド1冊と、フランスのミシュランガイド総本部から空輸されたタイヤメーカー・ミシュラン社のキャラクターであるビバンダム(日本名:ミシュランマン)の特製フィギュア1体がセットになったもので、1組650元(約2300円)、限定100組、売り切れ次第販売終了となる(フィギュアは選択不可)。


ビバンダムはフィギュアコレクターにとって大人気キャラクターだが、今回は8タイプを用意し、緻密なだけでなく遊び心も盛りこまれたそれぞれのデザインには暗示が含まれている。


たとえば甲冑をまとった騎士のスタイルは、イギリス市場への参入を記念したもの。パイロットスタイルはミシュラン社と航空業界との長きにわたる深い関係を。そして真っ赤なビバンダムは、1900年のミシュランガイド創刊以来、一貫して用いられてきた赤い表紙が表現されている。


台湾でもミシュランガイドの効果は大きく、多くの受賞店の扉や店内には受賞のプラカードが掲げられている。2019年版では3つ星1軒、2つ星5軒、1つ星18軒、ビブグルマン58軒、ミシュランプレート7軒、となっている。夜市の屋台や、小さな食堂が含まれているのが台湾らしい。日本人料理長が率いる「祥雲龍吟」(2つ星)や、「鮨 天本AMAMOTO」(2つ星)、「logy」(1つ星)も星を獲得して台湾内でさらに注目が集まる予約困難店だ。


ミシュランガイドが台湾で認知されるということは、台湾人観光客が海外を旅する時にも日本版のミシュランガイドの結果を意識することになる。ミシュランガイドの星を目指すドラマ「メゾングラン東京」(主演・木村拓哉)も台湾で放送されていたこともあり、ミシュランガイド掲載店への関心は国内外を問わず高まっている。

 

文:王宣喬、翻訳·編集:インバウンド大学@台湾編集部、圖片提供:台湾ミシュランガイド 【TTN旅報公式サイト, 2020/5/8更新】


bottom of page