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エアアジアが「台北-沖縄」線就航。初便は9割を超える搭乗率に
エアアジアは1月22日に「クアラルンプール-台北(桃園)-沖縄(那覇)」線を就航した。これはエアアジアにとって14番目となる台湾発の直行路線である。広胴機A330-300で運営する「台北-沖縄」線は、LCCとして唯一となる。

▲桃園空港での「台北-沖縄」線初就航セレモニーにて【左から2人目~4人目】エアアジアXのダト・ファム・リー・イー取締役、マレーシア政府のムハンマド・バクティア・ビン・ワン・チック観光芸術文化副大臣、エアアジアXのタン・スリ・ラフィダ・アジズ会長、【右から2人目】エアアジアXのベンヤミン・イスマイルCEO
毎便377席、週4便(月、水、金、日)で週に計15万席以上を提供する。初便の搭乗率は9割超えとなった。初日となる1月22日には、桃園空港の搭乗ゲートで初就航のセレモニーを開催。
エアアジアXのタン・スリ・ラフィダ・アジズ会長は、この就航路線がさらに多くの旅行者をマレーシアに引き寄せると信じ、日本、マレーシア、台湾の旅行の発展を促すと述べた。そして今年の後半には、発注していた新しいA330neo機体が続々と届くため、グループでは現在、新規就航路線を検討しているという。その範囲には東ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなどが含まれている。
エアアジアの陳長星 台湾マーケティング営業総経理も、沖縄は原始的なビーチ、サンゴ礁と亜熱帯のジャングルがあり、日本文化が好きな旅行客や、騒がしい都市から離れた場所を望む旅行客にはうってつけだと語った。
沖縄への直行便就航だけでなく、エアアジアはマレーシアのホテルグループ、ベルジャヤ ホテル&リゾートとコラボレーションし、2019年に沖縄うるま市に高級ホテル「アンサ沖縄リゾート」をオープンしている。
文:魏妤靜、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1128/1129期, 2020/2/10 発行, P19】