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  • shikiko7

エバー航空の台北-小松便がデイリー運航に!2020年4月から毎日台湾人を北陸へ運ぶ

人気の立山黒部への開山などオンシーズンには機体サイズを臨機応変に調整


エバー航空は立山黒部の開山に合わせ、2020年4月16日から台北-小松の就航路線をデイリー運航に切り替えると発表した。本来小型機のA321-200で運航しているが、オンシーズンのニーズに合わせ、大型機材に調整する場合もある。


エバー航空は2008年の台北-小松便就航時の週2便から、2017年には週5便まで増加。今では1年の利用者数はおよそ10万人で、小松空港の旅客数の半分を占めている。


2020年の増便後は台湾と北陸の両市場をさらに牽引すると予想される。エバー航空によると、台北-小松便の年平均乗客率は約8割、その内訳は台湾7割、日本が3割となっており、毎年立山黒部の開山時期や紅葉期間になると席の供給が不足する。より大きい機体に変更するか、臨時便を増加するといった対応が必須となる。


台北-小松便は、台北-名古屋のデイリー運航と組み合わせることができるので、FITでも旅行会社経由でもスケジュール計画の自由度は高い。同じ空港から台湾へ戻ることなく立山黒部や、世界遺産の五箇山の合掌造り集落など、北陸を思う存分堪能できる。台北-小松の増便後は、座席が十分に提供されるため北陸への観光がさらに促進されるだろう。

先日、谷本正憲石川県知事は、エバー航空の林寶水会長に手紙を送った。エバー航空の台北-小松便の就航により、台湾人の目が石川県への観光旅行へ大きく向いたこと、さらに日台両方の経済、文化、教育など各領域の交流も助長することになったことへの感謝の意を記した。


 

文:王 宣喬、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1122期, 2019/12/23 発行, P19】


#エバー航空 #台北 #石川

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