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スターフライヤー就航1周年を迎え、搭乗率が軒並みアップした 6つの理由

7月には台北―北九州の搭乗率9割近くを達成。2年目からはブランドの知名度アップを目指す

▲スターフライヤーの松石禎己 代表取締役社長執行役員(前列右から5番目)は台湾の旅行業者を招き、台北で感謝のパーティを催した

スターフライヤーは2018年10月28日に台北(桃園)―北九州、台北(桃園)―名古屋の2路線を就航した。


スタイリッシュなモノトーンの機体と高級感あるレザーシートは、当時台湾で旋風を巻き起こし、航空ファンに新体験をもたらしただけでなく、台湾人旅行者にとって日本旅行のための新たな選択肢となった。このたび台北線の就航1周年を迎え、先日スターフライヤーのトップが幹部一同と共に台湾を訪れ、1周年記念と旅行業者への感謝を示す宴席を設けた。今後も台湾の旅行業者と共に業績を上げていきたい考えだ。


スターフライヤーの特色と強み ●黒と白のみで大胆に統一した、クールでスタイリッシュな機体 ●全席ブラックのレザーシート、広々としたキャビン、座席間隔はゆとりの89cm(一般的なレガシーキャリアでは約81cm、LCCでは約72.5cm) ●預け入れ手荷物30kgと、持ち込み手荷物10kgまで無料 ●四季折々の風味豊かな機内食 ●新しいエアバスA320をさらにグレードアップ、現代の需要を満たす設備(USBポート、タッチパネル、コートフック、ヘッドレスト……) ●心を込めたサービスにより、日本国内航空会社としてJCSI(日本版顧客満足度指数)10年連続第1位を獲得

▲松石氏が座席空間の広さをデモンストレーション

スターフライヤーは特徴のある機体のみならず、台湾市場で前例のない日本発「ハイブリッド・エアライン」の新しい業態を打ち出し注目を集めた。


松石禎己 代表取締役社長執行役員によると、昨年10月28日に就航した台北(桃園)―北九州と台北(桃園)―名古屋路線は、当初は台湾での知名度はゼロだった。しかし「広い座席間隔」「快適な機内空間」「競争力のあるチケット価格」「きめ細やかな日本のおもてなし」などの魅力が徐々に台湾人利用者に広まり、2018年に59.3%だった北九州線の搭乗率が、今年は平均で76.0%にまで増加。


2018年に60.8%だった名古屋線も、今年の平均搭乗率は63.28%と、共に成果がはっきり現れている。


なかでも特筆すべきは、2019年7月の台北―北九州線で、搭乗率89.7%という高記録を打ち立てたことだ。松石氏は「自分でも就航1年でこのような成果が出るとは思わなかった」と述べ、「台湾人利用者のおかげ」と感謝の意を表した。


今後は引き続きスターフライヤーの強みを広めていく一方で、就航地の魅力を伝え、より多くの台湾人旅行客の利用意欲を引きだしたい考えだ。


2年目は知名度アップに注力し、堅実な広報活動を


搭乗率の上昇に伴い、松石氏はスターフライヤーの吸引力が乗客の間に浸透してきたと感じ、「スターフライヤーの存在認知」が2年目以降の重要なポイントの1つだと考えている。


実はスターフライヤーに搭乗した経験のある旅行者の多くがリピーターになっている。これはそのサービスが「1度試すとクセになる」ことを表している。今後は台湾市場で「スターフライヤーを知ってもらう」ことを目標にプロモーション活動を進めて、さらなる知名度アップに重点を置く予定だ。


一般的な広告活動のほか、有名な旅行家を招待してスターフライヤーに搭乗してもらった後、Facebookで最新情報を公表するなど、地道でしっかりとした方法で評価を高め、乗客たちに情報を伝えていこうとしている。

▲【上】宴席では航空チケットなどの賞品が贈られた【下】楽しい雰囲気を演出する会場の飾りつけ

日本が誇るスターフライヤーのもてなしで、存在感を増してゆく


スターフライヤーは現在、さらに多くの台湾人を引きつけるため、日本から桃園空港以外の台湾の他の空港への就航や、台北(桃園)―日本間の路線の増便など、より緻密な路線網を検討している。


しかし機体の使用状況および各空港の使用時間帯には制限があり、現段階では、現行の2路線の運営の強化に重点を置かざるをえない。あらゆる市場戦略は依然として、この2路線の運営状況に基づいて検討することになる。


他社においても日台間の路線とフライト数は増加し続けており、競争は激化している。もちろん、そのなかにはLCCの低価格戦略も含まれる。スターフライヤーは市場にその価値を理解してもらえるよう宣伝を続けていく。


松石氏は次のように語る。


「簡単に言えば、スターフライヤーの強みは、LCCと変わらない価格でレガシーキャリア以上のサービスを受けられることです。スターフライヤーはきめ細かく行き届いた心遣いと日本のおもてなしを、乗客に提供することを非常に重視しています。そのため日本では、10年連続顧客満足度第1位の評価を獲得しました。乗務員は“真心のこもった、利用者に寄り添う日本のおもてなし”による、“ほどよいサービス”を信条として、旅行客へ快適な空の旅を提供しております。これはまた、スターフライヤーが競争の激しい日本の航空市場で抜きん出るための鍵にもなっています。台湾のより多くの皆様にも、スターフライヤーのサービスをご体験いただきたいです」


スターフライヤーは明確な強みとポジショニングを通して、他の航空会社との差別化を図り、台湾市場での存在感を強めて、あらゆる利用者に選ばれる航空会社になることを目指す。


文:魏 苑玲、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1115期, 2019/11/4 発行, P36】


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