- shikiko7
チームラボによる高知城の光のファンタジー開幕。団体客はチケット無料も
台湾人にも人気のチームラボと高知城のコラボレーションを、昨年は11万2000人が観賞

▲チームラボによる、城跡に置かれた立ち続ける光のovoid(卵形体)(© teamlab)
世界的に有名な光のアーティスト集団「チームラボ」による「チームラボ 高知城 光の祭2019-2020」が、昨年に続き今年も冬の高知を幻想的に照らす。
400年以上の歴史を持つ木造の天守が現存する、日本三大夜城にも選ばれた「高知城」が、光のアート空間に変身。
高知城の石垣には、書が光で描かれ、石垣の影と一体化しながら降り注ぐインスタレーション作品に。二ノ丸・三ノ丸には、人の背丈ほどの大きな光のovoid(卵形体)と、浮遊する光の球体をそれぞれ展示。人に押されると中心の色や音が変化し、全長500mの石垣や木々から本丸の天守へと互いに呼応し合い、本丸エリアに優雅な光のアート空間を作り出す。この期間だけ夜間に特別入館できる天守の廊下にも作品が展示され、城外から城内へと作品が続いてゆく。会場は全部で9カ所に及ぶ。
開催期間は2019年11月8日~2020年1月13日。高知県は、旅行会社のパッケージツアーを誘致するため、台湾からの団体旅行客に通常1,500円(大人当日券、展覧会入場及び天守入館)の入場券を特別に無料で配布する。イベント開催中に高知市内で1泊し、このイベントをパッケージツアー商品内に組み込むことが条件。催行確定後に無料入場券を申請でき、申請にはツアーの日程表または商品サイトへのリンクが必要となる。団体の場合は事前に予約すると団体入り口から入場が可能。
文:魏 苑玲、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1116期, 2019/11/11 発行, P61】