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台湾のホテルで日本へ行った気分満喫 リージェント台北「東京美食の旅」滞在プラン

▲リージェント台北「東京美食の旅」プラン紹介・購入ページより
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いまだ海外旅行が厳しく規制されている台湾だが、一方、国内旅行の方はかつてないほどのブームを巻き起こしている。そんな中、航空会社やホテルなどの観光業者はそれぞれに知恵をふり絞り、国内消費者向けの企画を続々と打ち出している。
5つ星ホテルのリージェント台北はもともと宿泊客の50%前後を日本人が占めていたが、新型コロナ禍で利用客が激減したため、6月に都市型リゾートホテルへ業容変更すると発表、7月初旬に「クルーズ式バカンス体験」と銘打った特別宿泊プランを販売した。クルーズ旅行を楽しむようにホテルに滞在できるという内容で、台湾国内のファミリー層を中心に好評を博し、一週間で600組が購入したという。
続けて同ホテルは、8月から新たに「東京美食の旅」プランの提供も開始した。まるで日本旅行に行った気分になれるというのが売りで、「おもてなし」、「美食」、「文化」という角度から、東京の食や文化の美しさを伝えるという。具体的には、ウェルカム和菓子、浴衣着用体験、築地市場の競りの再現、茶の湯文化の紹介、人気の日本酒「獺祭(だっさい)」と共に楽しむ夕食の黒牛鍋など。ホテル滞在中は日本人コンシェルジュが最初から最後まで日本式のおもてなしを提供するとしている。同ホテルによると、今回は企画の第一弾とのことで、今後はフランス・パリなど、別の国や都市でのバカンス気分を楽しむプランを提供する予定だという。