- shikiko7
台湾初の日系水族館「XPark」が北部の桃園市にオープン 8月のチケットはほぼ完売

▲Xpark外観(KKDAYサイトより)
台湾初の日系水族館「Xpark(エックスパーク)」が8月7日、台湾北部の桃園市にオープンした。7月24日から前売りチケットがオンラインで販売されていたが、8月分はほぼ完売したという。台湾では新型コロナ感染症の封じ込めに成功、国内旅行がブームとなる中、「Xpark」も連日、来館者でにぎわっている。
“新都市型水族館”と銘打つ「Xpark」は、横浜・八景島シーパラダイスなどの水族館を運営する日本の横浜八景島が手がける。館内はテーマ別に13のエリアに分かれ、音楽に合わせて遊泳するヒツバメウオの魚群パフォーマンスや、幻想的で癒されるクラゲエリア、ペンギンの生息環境を再現した展示など、水族館ならではの教育的要素にエンターテインメント性を結合させている。館内の音楽を作曲家の久石譲氏が手がけている点も話題だ。
沖縄美ら海水族館といったSNS映えする日本の水族館は、訪日台湾人観光客にとって特に人気のスポットだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、どこにも出かけず何か月も我慢してきた台湾の人たちは、国内旅行の解禁後、「報復性旅遊(リベンジ的旅行)」と称して台湾各地の観光スポットを多く訪れている。日本への旅行ができない今、「Xpark」を訪れることで、その不満を少しでも解消しようとしているのかもしれない。
Xpark(エックスパーク)
住所:桃園市中レキ区春徳路105号
公式サイト:xpark.com.tw