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  • shikiko7

【台湾新型コロナ状況⑦】旅行業界では、コロナ収束後に素早く動くための研修活動が大盛況

依然として新型コロナウイルスの収束の様子は見えず、台湾の旅行業界も5月末までの出入国の禁止を受けまさに苦境にある。こうした状況を鑑み、交通部観光局、労働部が旅行会社や宿泊業の従業員に向け研修活動への支援を決め、3月末に56の旅行業関連の各協会への補助金支給を承認した。これを受け、4月は研修活動が大いに盛り上がっている。

▲【左から】品保協会教育訓練委員会の李奇嶽主任、品保協会の陳善國副理事長、品保協会の許禓哲理事長、飛亞旅行社の吳昭輝執行長兼研修課程講師

中華民国旅行業品質保障協会(品保協会)は「旅行業界の変革に向けての専門技能の強化」課程を3月26日~6月4日に開講し、第1回の講義では許禓哲理事長が参加者にエールを送った。


台湾観光発展協会では3月25日に「新型コロナウイルス下の観光業界の救済と振興」座談会を開催。

4月6日~24日に開かれる旅館旅行業国際セールス協会による「宿泊業における職能変革教育プログラム」では、この荒波をいかに乗り越える方法をレクチャーする。


台中国際観光発展協会が開催する講座には160名が参加。ほかにも高雄旅行公会、台南市旅行公会、台湾観光策略発展協会などが次々と開講している。


防疫期間中の開講とあり、いずれの講座でもマスクを着用し、社交距離をとって行われる。

参加者がのべ1万人にも及ぶ研修活動はこれまでにない規模だ。4月もまだ防疫活動は続くが、台湾の旅行業界は研修に邁進し、未来に備える月となる。


 

文:TTN旅報、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報COVED-19 特別版, 2020/4/12 発行】

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