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【台湾新型コロナ状況⑧】旅行業界の3月期収益を発表。旅行会社と航空会社で明暗分かれる

新型コロナウイルスにより台湾旅行業界が甚大な被害を受け、すでに90日以上。2020年3月期の各社の財務状況が発表された。




【3月期営業収益】


旅行会社

●雄獅旅行社:2月よりマイナス76.41%、前年同期比マイナス85.77% ●鳳凰旅行社:2月よりマイナス81.75%、前年同期比マイナス74.07% ●山富旅行社:2月よりマイナス85.23%、前年同期比マイナス89.77% ●五福旅行社:2月よりマイナス85.01%、前年同期比マイナス90.48% ●燦星旅行社:2月よりマイナス81.67%、前年同期比マイナス94.72% ●ezfly 易飛網:2月よりマイナス66.84%、前年同期比マイナス80.23%


ホテル

●リージェント台北:2月よりマイナス21.75%、前年同期比マイナス41.52% ●台北アンバサダーホテル:2月よりマイナス40.11%、前年同期比マイナス65.81% ●フロー‧デ‧シンホテル:2月よりマイナス24.20%、前年同期比マイナス55.54% ●ル メリディアン台北:2月よりマイナス36.30%、前年同期比マイナス69.24%


航空会社

●チャイナエアライン:2月よりマイナス11.55%、前年同期比マイナス39.96% ●エバー航空:2月よりマイナス23.35%、前年同期比マイナス54.14%


各業界の収益を、昨年の同時期と比較すると次のようになる。

旅行会社は10~15%にすぎず、旅行業界のなかで最もダメージを受けた業種といえるだろう。

ホテルは40~50%で、かろうじて50%以内で乗りきったのはリージェント台北のみだ。 航空会社の収益も、50~60%しかない。

航空会社の損害は、大方の予想よりも深刻にはならなかった。その理由として、乗客数は減ったものの貨物の運搬があったからだ。世界的に経済活動においての貨物の需要は高く、運賃も跳ねあがった。運賃収益のおかげで台湾の航空会社はなんとか収入を保つことができている。新型コロナウイルスによる規制が緩和されれば、さらに多くの仕事で貨物の運搬が求められるため、4月の営業収益はさらによくなるかもしれない。


一方で旅行会社がこれほどのマイナス状況になったのは、政府が海外渡航禁止令を発令し、身動きが取れなくなったためだ。加えて、世界的にも旅行を控える傾向にある。渡航禁止令は5月末まで続くので、旅行会社はますます苦しい状況になってゆく。

旅行業界において収益が苦しい日々は3月から始まり、4月5月もおそらく続くだろう。だがこの過酷な3カ月間を歯をくいしばって乗り越えられれば、6月から徐々に回復していくはずだ。



文:吳學銘、翻訳·編集:インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1136-1139, 2020/4/20 発行】


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