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国際線購入で国内線無料の新プラン。離島住民の海外旅行が手軽に
マンダリン航空がタイガーエア台湾と連携。第1弾は日本とフィリピン向けツアー

▲マンダリン航空は「国際線を購入すれば国内線が無料」と謳った旅行プランのプロモーションイベントを金門で開催、楊鎮浯金門県長(中央)が特別に出席し、挨拶の言葉を述べた
マンダリン航空は離島住民の海外旅行の利便性を図るため、タイガーエア台湾の国際便とマンダリン航空の台湾国内便を組み合わせた特別パッケージプランを打ち出した。
プラン名は「『虎哩逗陣行(お供します)』、国際線購入で国内線無料」。
その第1弾は日本とフィリピン向けで、マンダリン航空の国内便に台北1泊を加えた旅天下(雙獅聯合國際旅行社)によるパッケージツアー。離島からの旅行客はより余裕のある日程を組むことができる。
マンダリン航空は現在、台湾本島と離島の金門間で毎日15往復を運航している。台北―金門で9往復、台中―金門は6往復と、便数が多く大変便利だ。
同社が金門の住民向けに打ち出した今回の特別プランでは、金門と台北を結ぶ国内線と、乗り継ぎの国際線往復の計4便の座席予約に加え、ホテルの予約をまとめてすることができる。今後、離島住民の海外旅行は、より手軽になるだろう。
内容をみると、「日本東北温泉5泊6日」プランは特別価格2万6,900台湾ドル(税込)からで、ツアー初回は11月19日から催行する。
金門を出発し台北を経由して仙台に到着、現地出発は花巻となっている。行程では壮麗な渓谷で有名な厳美渓や、世界文化遺産に登録された中尊寺、有名な温泉郷の銀山温泉、角館、金蛇水神社、三井アウトレットパークなどを訪れる。
「フィリピンパラワン4泊5日」プランは特別価格2万8,500台湾ドル(税込)からで、ツアー初回は10月29日から催行する。
金門発台北経由でパラワンに到着し、新・世界七不思議自然部門に選ばれたプエルト・プリンセサ地底河川国立公園を見学するほか、シュノーケリングなど豊富な水中アクティビティーを体験する。1島まるごとのリゾートホテルに宿泊し、海辺を自由に散策しながら美しい景色と非日常のリゾート気分を満喫できる。
マンダリン航空の「『虎哩逗陣行』、国際線購入で国内線無料」参加希望者は、金門の大手旅行会社までお問い合わせを。
文:唐 偉展、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部
【TTN旅報Vol.1110, 2019年9月30日発行 P33】