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  • shikiko7

愛媛県松山市の「鉢合わせ」が、北投に4年ぶりに登場。1万人が熱狂する

温泉を筆頭に、四季折々の魅力あふれる北投が認知されてきたことを実感

▲台北市温泉発展協会の周水美理事長(右から2番目)の招きを受け、松山道後神輿が再び台湾へ。写真提供:台北市温泉発展協会

「第18回台北温泉祭り」が10月31日~11月4日に行われ、MRT新北投駅で盛会のうちに終了した。今年は4年ぶり、3度目となる愛媛県松山市の道後神輿(みこし)が参加し、神輿と神輿がぶつかり合う「鉢合わせ」で福を祈願。1万人以上の見物客が北投に押し寄せた。


今年の台北温泉祭りには、温泉、飲食業、文化クリエイティブ産業の100近い事業者のブースが出展した。期間中は神輿鉢合わせのほか、子供神輿パレード、北投とアジアパシフィックホテル(亞太飯店)の合同特別展、浴衣デザイン大賞、チャリティーマーケット、歌仔戯(台湾オペラ)劇団「明華園」の公演なども行われた。


台湾観光局が選定した「経典小鎮(代表的小都市)」に関する特別展示もあり、さらにテレビ番組「星光大道」「超級偶像」「声林之王」出身歌手など有名スターが出演する「揺滾北投星光開唱演唱会(北投スターライトロックコンサート)」も開催。


人々はさまざまなイベントを目指し北投に詰め掛け、温泉、美食、ショーステージ、ほかにはない北投温泉文化を楽しんだ。このほか5日間の会期中は、温泉連合特別展や、北投の土産と文化紹介のブースも出展した。



台北市温泉発展協会の周水美理事長

北投は昨年、観光局の「新台湾十大好湯(新台湾10大優良温泉)」と「北区首選名湯区(台湾北部名湯地区第1位)」に選出されました。今年はさらに「経典小鎮」への選出、各温泉地区の特色を評定、格付けする「金泉奨(賞)」の受賞があり、経済部中小企業処の「績優商圏友善服務類(成績優秀商業エリア友好サービス部門)」第2位にもなりました。これらは北投の人々の誉れです。


毎年秋に新北投で開催される台北温泉祭りは、北投で最も大きな祝い事というだけでなく、すでにひとつの国際的な観光イベントとなっています。


台北市温泉発展協会の積極的なプロモーションの下、北投温泉地区はその多彩な姿を存分にあらわし、新北投温泉は年間を通して四季折々の体験ができるスポットと認知されています。


世界の温泉関係者との協力や交流、学習も行い、国外の観光客も来てくださるようになり、「新北投で1泊」は、台湾観光旅行で必ず組まれるスケジュールとなりつつあります。


 

文:王 宣喬、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1116期, 2019/11/11 発行, P61】


#台北 #松山 #愛媛 #イベント

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