- shikiko7
「手間省け、家族旅行向きの団体旅行が約30%成長」と易遊網が発表
100社超の旅行商品をサイトで販売。過去4年のデータと調査に基づき消費者の傾向を分析

▲ 左から人気作家のPeter Su氏、頼秀媛ezTravel易遊網総経理、陳志豪同CMO。
オンライン旅行代理店ezTravel(易遊網)は7月16日、販売データと調査に基づいた、団体旅行のホワイトペーパーを発表した。同社の団体旅行販売は2014年からプラットフォーム化され、全台湾の100社以上の旅行会社の団体ツアー商品を厳選し、1万5,000以上のコースと30万の出発日を設定、旅行商品を比較選択して購入できるサービスを提供している。今年で5年目に突入、ツアー参加者は累積で50万人を超えている。
陳志豪 CMO(最高マーケティング責任者)
現在、台湾人の海外旅行は(自社販売データによると)個人旅行が7割を占めていますが、団体旅行のニーズも依然として高くなっています。易遊網の団体旅行プラットフォーム過去4年間のデータを見ると、平均で約30%成長していることが分かります。成長の主な理由としては、団体旅行は自分でスケジュールを組む必要がないこと、さらに家族連れで海外旅行をする人のニーズが高いことが挙げられます。特に親を連れての海外旅行が43%と最も多く、次いで子ども連れが22%を占めています。渡航先として多いのは北東アジアで、特に日本が好まれており、その次が東南アジアとなっています。
頼秀媛 総経理
実を言うと、易遊網の団体旅行プラットフォームは、従来の旅行会社同士による提携方法と、ルールが異なるわけではありません。そのため提携を希望する旅行会社は非常に多くなっています。易遊網では、提携旅行会社による団体旅行商品の全てをインターネットのプラットフォーム上で販売しますが、この点が大きな特色と言えるでしょう。消費者は各旅行会社のサイトを検索して比較する必要がなく、ほとんどの場合、インターネット上で予約を完了することができます。価格も各旅行会社で予約するのと変わりません。もうひとつの特色としては、易遊網では旅行代金のキャッシュバックを行っています。これが消費者のスティッキネスを強め、易遊網へのリピートを促しています。
文:黃 志偉、翻訳·編集:JTアライアンス
【TTN旅報Vol.1100, 2019年7月22日発行 P41】