- shikiko7
日本からの短期ビジネス客、隔離期間の短縮申請不可に 新型コロナ感染再拡大受け

▲写真はイメージです。
台湾の中央感染症指揮センター(新型肺炎対策本部)は8月5日、新型コロナウイルス感染リスクが低度・中低度の国のリストから日本を除外すると発表した。日本で感染が再拡大している状況を受けての措置で、短期ビジネス客は、訪台後に義務付けられている14日間の隔離期間を7日間に短縮することができなくなる。
台湾では6月22日以降、感染リスクが低度もしくは中低度とされる国からの短期ビジネス客について、一定条件を満たせば、入境後の隔離期間の短縮を申請することが可能となっている。低度リスク国からの場合は5日目、中低度リスク国からの場合は7日目に申請可能で、日本はこれまで中低度リスク国に指定されていた。
同センターは中低度リスク国から日本を除外した理由について、日本では最近1日当たりの新規感染者がしばしば1,000人を超えていると指摘し、特に台湾と往来が盛んな都市に新規感染者が集中しているためと説明した。
低度・中低度リスク国のリストは2週間に1回見直されているが、香港とオーストラリアも感染拡大が深刻とみなされ、7月22日にリストから除外されている。
◎8月5日現在の新型コロナウイルス感染 低度・中低度リスク国(及び地域)
【低度リスク】
ニュージーランド、マカオ、パラオ、フィジー、ブルネイ、ベトナム、タイ、モンゴル、ブータン、ラオス、カンボジア、ミャンマー
【中低度リスク】
韓国、マレーシア、シンガポール、スリランカ