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温泉ホテル「山形閣」が「山形祭」を初開催 日本で中止の花笠まつりを台湾で再現

▲上:来賓らによる記念撮影/下左:宜蘭県の林姿妙県長(写真中央)と現地中学の原住民舞踊サークルが記念撮影/下右:山形県の吉村美栄子知事から送られた感謝状 (撮影:TTN旅報 唐偉展)
台湾の北東部にある宜蘭県のホテル「礁渓山形閣温泉飯店」で8月1日、「第一回山形祭」が開催された。新型コロナの影響で中止になった日本の「山形花笠まつり」が、まるで台湾で再現されたようだとして、多くの現地メディアが取り上げている。
台湾のフォルテ・ホテルグループ(福泰集団)傘下の「山形閣」は、2018年にオープンした温泉リゾートホテル。同グループの総裁が、山形県の「やまがた特命観光・つや姫大使」に任命されたという経緯から、名称に “山形”を使用することになったという。宜蘭にある山脈の特色と先住民文化、そこに山形県の魅力を融合させたホテルというのがそのコンセプトとなっている。
「山形祭」では、さくらんぼゼリーや玉こんにゃく、日本酒など、山形県が誇る様々な美食と美酒が、航空便で台湾に直送されたという。また、会場では花笠踊りのほか、宜蘭の先住民の舞踊も披露された。フォルテ・ホテルグループの廖炳耀董事長によると、来年開催の第二回ではさらに規模を拡大し、山形県と宜蘭県が有する独特な魅力をアピールしていくとのこと。