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白米「つや姫」デビュー10周年を祝し、山形県が感謝の集いを開催
台湾からの来賓も「つや姫」「雪若丸」を筆頭に、山形県産食材に注目

▲【上】吉村美栄子山形県知事(中)が来賓一同と鏡開きで感謝の集いを開幕【下左】長年山形の観光促進に協力している日僑文化事業股份有限公司の椎原正浩董事長(右)は、山形県より観光大使に任命された【下右】日本の作家・阿川佐和子氏、有名料理人の村田吉弘氏、奥田政行氏ら著名人を招きスペシャルトークセッションを開催
山形県が誇るブランド米「つや姫」が、今年デビュー10周年を迎えた。山形県は「つや姫」デビュー10周年感謝の集いを開催。観光事業者、つや姫大使および関係者を招いて交流と友情を深めた。

▲【上左】ロムアルド・デル・ビアンコ財団の辻星野日本代表理事(左端)と鼎三国際企業有限公司の林定三会長(右端)【上右】左より鼎三国際企業有限公司の林定三会長、吉村知事、ハワードプラザホテルグループの廖東漢総裁夫妻、ハワイ山形県人会の佐竹なおみ氏【下】感謝の集いではつや姫と山形県の食材を使った料理が並び、参加者に山形の物産が紹介された
山形県は特産品の「つや姫」を前面に押し出し、観光を促進する戦略だ。山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部を設置して、吉村美栄子知事が本部長に就任。さらに日台の産学官関係者やブロガーをPR大使に任命するなど、山形県が物産による観光PRを重視していることがうかがえる。
そんななか山形県は2019年10月9日、「つや姫」デビュー10周年を祝い、山形市のパレスグランデールで感謝の集いを開催した。観光事業者、つや姫大使を招き、日頃の山形観光のPRに感謝するとともに、「つや姫」のブランド化と販売への支援と協力をよびかけた。
台湾からは、ハワードプラザホテルグループの廖東漢総裁夫妻、台湾ロングステイ協会の謝美微日本代表、鼎三国際企業有限公司の林定三会長、および日僑文化事業股份有限公司の椎原正浩董事長をはじめとする来賓が出席した。
スペシャルトークセッションには、「つや姫」のCMに出演する作家・阿川佐和子氏と料亭「菊乃井」3代目当主の村田吉弘氏、イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行氏が登壇。「つや姫との出会い、つや姫の魅力、つや姫のこれから」をテーマに、「つや姫」をそれぞれ独自の切り口から分析し、参加者の「つや姫」への理解を大いに促した。
「つや姫ファン&大使感謝交流会」では、「つや姫」と「雪若丸」、山形県産の食材でつくられた料理がテーブルに並び、一同山形グルメを堪能した。
文:魏 苑玲、翻訳·編集:JTアライアンス・インバウンド大学@台湾編集部 【TTN旅報1112, 2019/10/14発行, P52】