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【雄獅旅行社インタビュー】「FIT」「団体ツアー」「インセンティブツアー」の三方向から見た、最旬の情報を知りたい


溫怡誠 (オン イセイ)さん

東北アジア部シニアマネージャー


2005年入社後、すぐに日本募集ツアーを担当する。ランドオペレーターを廃止し、直接、雄獅旅遊がツアーを仕切る形体に切り替わった時期だった。四国・九州・中国・北陸など主要エリアをすべて担当。添乗員の経験もあり、ツアー参加者の要望を間近で聞いてきた。その経験がツアー企画にも活きているという。今も時間を見つけては添乗員を務め、参加者の声に耳を傾ける。


――どのように、日本旅行商品を企画されていますか?


ツアー企画の重要な情報源のひとつがテレビです。日本のドラマ、ニュース、グルメ番組のチェックは欠かせません。特に日本のドラマの多くは台湾で観ることができ、台湾人に受け入れられていますので、話題作に出てくる場所を盛り込むことなど意識しています。


商品を企画をする際に、我々には大きな2本の柱があります。


ひとつはガイド。弊社には、約200名が所属しています。彼らはツアー現場を多方向から熟知していますので、その声をアンケートで吸い上げます。そして、商品のたたき台ができたら、そのツアーは現実可能かどうかを実際に巡って、改善点をチェックしてもらいます。頻繁に調整を行うため、お客様の反応によっては、1週間後にはルートから外されていることもあります。


もうひとつは、日本担当者会議。これは、自分の担当エリアもそれ以外も含め、約30名全員参加ですので、お互いのエリアの状況を語り合う中からヒントが生まれます。また、自分の体験したことのない緊急事態でも、同僚の対応から学ぶことができます。弊社のツアーではランドオペレーターは置かず、すべて自社で仕切ります。ですので、どんなことも自分たちで解決しなければなりません。社内での情報共有は非常に大切なのです。


ランドオペレーターが入ると、意見が吸い上げにくく、バラバラになってしまうこともあります。ですが自社の中だけで動くと、非常にまとまりがよくなるんです。東京支社がありますので、まさにこちらをランドオペレーターのように活用することができています。


――日本旅行ツアー商品は、どんなメディアを使って台湾国内に宣伝されていますか?


弊社は、台湾に80~90の店舗を構えています。全土にわたって、ポスターやパンフレットなど共通の販促物を掲示できる強みがあります。


自社ホームページでは、目に付きやすいトップスライド部分や、上部にバナーを置くようにしています。MRT構内に掲げる広告も効果がありますね。


――日本の主要地域の販売価格帯を教えてください。



弊社には、LCCをメインとした「旅天下」、ラグジュアリーラインの「ライオンボビー」、自社チャーター便やクルーズもありますので、一概には言えないのですが。だいたい一般的な商品の価格はこのようになります。


各地域担当者は5~8名くらいで、それぞれ手配に関わっています。


――御社は台湾最大の旅行会社ですので、日本からビジネスチャンスを求めて訪問される方も多いと思います。


そうですね、普段は1~2週間で50~60組いらっしゃいます。ITF(台北国際旅行博)の時期などはもっと多くなり、ミーティングフロアは日本からの観光業の方でいっぱいです。


――それほど多く寄せられる案件のなかで、心に留まるのはどんな内容なのでしょう?


何より「新しい情報」です。それこそ「昨日できた施設です」というくらい新鮮なものだと、とても興味をそそられます。


それから、「FIT」「団体ツアー」「インセンティブツアー」における、各対応を知りたいです。弊社はこれらをすべて扱っていますし、お話も各担当者がそろってうかがいます。ですので、お持ちいただいた案件は、「FIT」「団体ツアー」「インセンティブツアー」において、それぞれどのようにお客様をご案内できるのかをアピールいただけると、広がりを持って受け止めることができます。


――今後の日本線に関して、どのような展望をお持ちですか?


10~5年前からFITの需要が大きく伸びました。もはやFITを無視することはできません。ですので、ツアーにもFITを取りこもうと考えています。たとえば5日間の関東近郊の団体ツアーだとします。宿泊はすべて東京にして、3日目の鬼怒川温泉、4日目の軽井沢などの日帰りツアーの行程に、個人旅行者も1日だけの途中参加ができるようにバスの席を確保しておくのです。東京で集合、解散できれば便利ですよね。弊社のツアーですので、中国語のできるガイドが添乗します。


ツアーの内容も、グルメやゴルフなどに特化したテーマ性のあるものや、体験型を積極的に盛り込んでゆく必要があります。京都の清水寺なら、参拝前に浴衣体験を。ランチのお寿司をいただくなら、その前に寿司作りを。日本には独自の文化がたくさんありますので、それを謳うものが増えていくでしょう。


――新店舗を台北市の中心にオープンされましたね。


ええ。ここは旅行商品を販売するためではなく、「旅のイメージ」を伝えるための店舗です。ラグジュアリーな内装で、お客様は旅の情報を聞きながらゆったりと過ごしていただけます。また、セミナーなども開催できるスペースもあります。地域PRなどにもご利用いただけるよう予定しています。



この旅行会社へのコンタクトについては NEXT T.C. まで

雄獅旅行社(ライオントラベル)

www.liontravel.com



1977年創業。旅行をメインとし、旅行商品の販売をはじめ、レンタカー、セールスマーケティングほか、国内外に約30のグループ会社を持つ、台湾最大の旅行会社。「旅行は家を出た時から、日常は旅になる。街を歩き、電車に乗り、食事をする。移りゆく雲を眺めることも旅のひとつ。旅をする人々とともに生きる」ことを、社員一同で大切にしている。


#雄獅旅行社 #団体旅行

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